20204月期オンライン特別講座

【注意事項】

こちらの講座はすべてオンラインでの実施となります。事前申し込みが必要な講座の受講を希望される場合は、各講座ごとの受付フォームへのご記入をお願いいたします。

また、2020年4月期に予定されていた講座はそのまま9月期の日程で実施予定ですが、こちらのオンライン講座は9月期の講座とは基本的に別内容となっております(一部例外的に内容が連続するものがございます)。

​オンライン講座情報は随時更新中です。

9月期講座は現在準備中です。詳細は後日お知らせいたします。(2020年6月8日)

9月期講座の受付を開始いたしました。(2020年7月17日)

​【更新情報】

「ヘーゲル『精神現象学』「自己意識章」を読む」第2回、「​くらべてわかるルネサンス」、「『源氏物語』若紫垣間見場面を読む」の受付を開始いたしました。(2020年6月21日)

「ウェールズ文化への招待」の日程を変更いたしました。近日中に受付を開始いたします。もうしばらくお待ちください。(2020年6月22日)

「ウェールズ文化への招待」の受付を開始いたしました。(2020年6月23日)

「ラテン語を読んでみる」第2回、「古文書をよんでみよう」第1回の受付を開始いたしました。(2020年6月26日)

〈KUNILABOオンライン講座〉第一弾

  哲学  

終了しました】ルソーは山師か? 淵田仁『ルソーと方法』を手掛かりに

2020年6月13日(土) 19:00〜20:30
受講無料・事前申し込み不要。

当日開始時間になりましたら、こちらから、または以下のアドレスからご覧になれます。

https://youtu.be/FrUWRKzB3gQ

 このオンライン講座では、淵田仁さんのお話を伺いながら、ルソーの不思議な魅力に迫ります。淵田さんの著書『ルソーと方法』(法政大学出版局、2019年)を通して、これまでのルソーの像とは違う新しいルソー像に迫っていきます。

講師

淵田仁(ふちだ まさし) 
城西大学現代政策学部社会経済システム学科助教。横浜市立大学商学部を卒業後、一橋大学大学院社会学研究科にて博士(社会学)取得。18世紀フランスの哲学・思想史が専攻。主な著作として『ルソーと方法』(法政大学出版局、2019年)がある。共著に『百科全書の時空──典拠・生成・転位』(法政大学出版局、2018年)、『〈つながり〉の現代思想──社会的紐帯をめぐる哲学・政治・精神分析』(明石書店、2018年)等。

聞き手:守博紀(もり ひろのり) 高崎経済大学経済学部非常勤講師、NPO法人国立人文研究所
司会:大河内泰樹(おおこうち たいじゅ) 京都大学大学院文学研究科教授、NPO法人国立人文研究所

〈KUNILABOオンライン講座〉第二弾

  哲学  

ヘーゲル『精神現象学』「自己意識章」を読む

2020年6月19日(金)、7月3日(金)、7月17日(金)、7月31日(金)【隔週金曜日、全4回】 19:00〜20:30

受講料:【全4回】6,000円/学生4,000円。【一回のみの参加】1,500円/学生1,000円​。

※第一回から第三回は終了いたしました。一回のみの参加で申し込まれた方も、第四回は以下のリンクからお申し込み可能です。

※第一回申込時に「全4回セット」をお申込みいただいた方は第二回以降のお申込みは不要です。

第四回のお申込みはこちらから。

 このオンライン講座では、ヘーゲルの『精神現象学』の中でも最も有名な自己意識章の前半部分(導入部およびA)を、解説しながら読み進めていきます。テキストは講師が訳したものを用いますので購入の必要はありません。Zoomを用いて行います。テキストとZoomのリンクは、2日前までに受講生にメールにてお送りします。

 

【予定】

第一回(6月19日) 欲望と生命

第二回(7月3日)  類と精神

第三回(7月17日) 承認の概念

第四回(7月31日) 主人と奴隷

講師

大河内泰樹(おおこうち たいじゅ)

京都大学大学院文学研究科教授。国立人文研究所代表。
著書に、『人文学と制度』(共著、未來社、2013年)、『政治において正しいとはどういうことか』(共著、勁草書房、2019年)、訳書にミヒャエル・クヴァンテ『カール・マルクスの哲学』(共訳、リベルタス出版、2019年)、ジュディス・バトラー『欲望の主体 二〇世紀フランスにおけるポスト・ヘーゲル主義』(共訳、堀之内出版、2019年) など。 

〈KUNILABOオンライン講座〉第三弾

  語学  

ラテン語を読んでみる

2020年6月24日(水)、7月8日(水)、7月22日(水)、8月5日(水)。【隔週水曜日、全4回】 19:30〜21:00

受講料:【全4回】6,000円/学生4,000円。【一回のみの参加】1,500円/学生1,000円​。

※第一回から第三回は終了いたしました。一回のみの参加で申し込まれた方も、第四回は以下のリンクからお申し込み可能です。

※第一回申込時に「全4回セット」をお申込みいただいた方は第二回以降のお申込みは不要です。

第四回のお申込みはこちらから。

​※こちらの講座は、2019年度9月期人文学ゼミ「ラテン語を読んでみるII」と連続した内容となっております。今回からの受講も可能です。

※本講座はQesとの共同企画です。

 

 本講座では、ラテン語初学者向けに編纂されたテキスト(神話や聖書など)を受講者の皆さんと一緒に読んでいきます。予めテキストをお配りしますので、事前に語彙や用法について調べておいていただき、授業ではその確認及び分からなかった単語や文法事項について解説していきます。
 受講にあたっては文法書を一通り終えていることが望ましくはありますが、名詞と形容詞の変化と用法、動詞の直説法についておおまかに把握している程度のレベルがあれば問題なく受講可能です。一文ずつ、一語ずつ確認しながら進めていくので、気軽な気持ちで受講してみてください。
 

講師

村上寛(むらかみ ひろし) 

立教大学、明治学院大学、上智大学非常勤講師、クェス(QeS : Quid est Sapientia)代表 (https://quidest.jp)。専門は西洋中世思想。(単著)『鏡・意志・魂―マルグリットと呼ばれるポレートとその思想』晃洋書房、2018年。(共著)「マルグリット・ポレートの神化思想―源流と波紋、水と火の比喩を中心に」(田島照久、阿部善彦編著『テオーシス―東方・西方教会における人間神化思想の伝統』教友社、2018年)、他。

〈KUNILABOオンライン講座〉第四弾

  美術史  

終了しました】​くらべてわかるルネサンス

2020年7月2日(木) 19:30〜21:00

受講料:1,500円/学生1,000円。

受講のお申込みはこちらから。

 イタリア・ルネサンスを代表する芸術家であるレオナルド・ダ・ヴィンチは、その生涯を通じて、絵画に関するさまざまな知見を手稿に残しました。現在それらの手稿は『絵画の書』とよばれていますが、その第一巻は、絵画がいかにほかの芸術よりも優れているか、という議論が展開されています。絵画と彫刻、絵画と音楽、絵画と詩を比較して、そのいずれにおいても絵画が優れていると結論しているのです。
 現代のわたしたちからすると、不思議な話です。これらの芸術分野はそれぞれまったく異なるものであり、どちらが優れているというようなことはないはず。しかし、ルネサンス期のイタリアを生きた芸術家にとって、どの芸術がもっとも優れているかを決定することは非常に重要だとみなされました。
 ルネサンスの芸術家は、じつにさまざまな点でこのような「比較」をしています。古代の美術VS現代の美術といった時間を超えた比較から、絵画のなかでも素描VS彩色といった技術の優劣の比較まで、ありとあらゆる点が比較されました。このような比較を、「パラゴーネ(芸術比較論争)」とよびます。じつはルネサンス美術には、こうしたパラゴーネの内実を知っていると、より深く理解できる作品が多くあるのです。
 したがって本講座では、ルネサンス美術を理論から読み解く第一歩としてパラゴーネを取り上げ、芸術家たちや批評家たちがどのように美術どうしを戦わせ、勝敗を決したのか解説します。カバー画像に使っているジョヴァンニ・ジローラモ・サヴォルドの絵画《鎧を着けた男の肖像》も、じつは彫刻に挑戦状をたたきつける一枚。どのようにバトルしているのかは、講座内で詳しくお話しします!
オンライン会議アプリ「Zoom(ズーム)」を用いて行います。

講師

古川萌(ふるかわ もえ)
東京大学経済学研究科特任研究員。専門はイタリア・ルネサンス美術史。日本学術振興会特別研究員DC(2013-16)、同特別研究員PD(2016-19)を経て、2018年に京都大学にて博士号(人間・環境学)取得。著書に『ジョルジョ・ヴァザーリと美術家の顕彰――16世紀後半フィレンツェにおける記憶のパトロネージ』(中央公論新社、2019年)、別名義で『ルネサンスの世渡り術』(芸術新聞社、2018年)。

〈KUNILABOオンライン講座〉第五弾

  語学  

終了しました】ラテン語の歴史、身の回りのラテン語

2020年7月15日(水) 19:00〜20:30

受講料:1,500円/学生1,000円。

受講のお申込みはこちらから。

※本講座はQesとの共同企画です。

 本講座ではラテン語の歴史と私たちの身の回りのラテン語など、古代ローマのみならず、二千数百年を経て遙か東の日本にまで少なからぬ影響を及ぼしているラテン語についてその概要を学びます。ラテン語は現在日常的な言語として用いている人々がいないという意味では死語ですが、例えば音楽の中や西洋絵画の中に使われているのを見たり聴いたりしたことがあるのではないでしょうか。あるいは意外なところではディズニーランドや羽田空港にラテン語の銘文が刻まれていたり、さらには企業の名前や商品にラテン語が使われていたりもします。
 イタリア語やフランス語といったラテン語の直接の子孫である言語のみならず、私たちに馴染み深い英語にもラテン語は強い影響を及ぼしており、本講座では西洋世界のみならず私たちの言葉にまでその痕跡を残しているラテン語について紹介していきます。

講師

村上寛(むらかみ ひろし) 

立教大学、明治学院大学、上智大学非常勤講師、クェス(QeS : Quid est Sapientia)代表 (https://quidest.jp)。専門は西洋中世思想。(単著)『鏡・意志・魂―マルグリットと呼ばれるポレートとその思想』晃洋書房、2018年。(共著)「マルグリット・ポレートの神化思想―源流と波紋、水と火の比喩を中心に」(田島照久、阿部善彦編著『テオーシス―東方・西方教会における人間神化思想の伝統』教友社、2018年)、他。

〈KUNILABOオンライン講座〉第六弾

  文学  

終了しました】『源氏物語』若紫垣間見場面を読む

2020年7月10日(金) 19:30〜21:00

受講料:1,500円/学生1,000円。

受講のお申込みはこちらから。

 日本文学のなかで最も有名な作品のひとつである『源氏物語』ですが、実際に原文で読んだことのある人は多くないでしょう。学校の授業や試験に出た経験から、難しく堅苦しい、間違ってはいけないものというイメージをお持ちの方もいるかもしれません。ですが少しずつ気になる部分を見つけて読んでいけば、決して難しいものではありません。
 今回は、学校の古典教科書でもおなじみの、若紫の場面を読んでいきます。「雀の子を犬君が逃がしつる」という若紫の言葉から、『源氏物語』の動物表象や、場面の位置づけについて考えていきます。「動物」は、近年倫理学や文学批評の世界でも注目される観点ですが、そこからあの有名な場面、そして物語全体について考えたとき、何が見えてくるでしょうか。

 学校では知ることのできなかった、『源氏物語』の新しい世界を、いっしょに探索してみましょう。

【使用テキスト】
市販のものであれば、角川ソフィア文庫『源氏物語 1巻』が安価です。

資料を共有。

講師

西原志保(にしはら しほ)
国際短期大学専任講師、共愛学園前橋国際大学、大東文化大学非常勤講師。
専門は『源氏物語』を中心とした日本文学。内面、少女、人形、動物などをテーマとして考察する。著書に『『源氏物語』女三の宮の〈内面〉』(新典社新書)、論文に「女三の宮のことば―六条院の空間と時間」(『日本文学』2008年12月)ほか。 

〈KUNILABOオンライン講座〉第七弾

  文学  

ウェールズ文化への招待

2020年8月22日(土) 19:00~20:30

受講料:1,500円/学生1,000円。

受講のお申込みはこちらから。

 ウェールズは、イギリスの西部の地域です。人口は300万人程度。スコットランドや北アイルランドと比べると、それほどの文化的な特性があるとは認知されていないかもしれません。
 しかし、ウェールズには、独特の文化が存在します。しかもそれは面白い。本講座ではウェールズ文化とはどのような文化なのか、それがどう面白いのかをできるだけ伝えていければと考えています。
 具体的には、ウェールズ語の存在はどうでしょうか。英語とは似ても似つかないケルト系の言語であるウェールズ語は、日本ではあまり知られていないと思いますが、ウェールズでは公用語であり、ウェールズ語で生活する家庭や学校は、減るどころかここ数十年で増えてきています。それはどのような事情によるのか。
 もう一方で、ウェールズは19世紀以来、炭鉱地帯でもありました。そこには、分厚い「労働者階級」の伝統が、産業が失われて解体しつつあるとはいえ、存在しています。
 まとめると、ウェールズにはナショナリズムと社会主義という、時に矛盾し合う文化の潮流が存在しており、その共存のありさまが「面白い」のです。

 本講義ではそのようなウェールズ社会を概観した上で、そこから生じてきた文学を紹介できればと考えています。まったく紹介の進んでいないウェールズ文学ですが、講師は7月にウェールズ文学の短編集の翻訳を編者として出版する予定です。その中身も紹介しながら、ウェールズ文化の世界への扉を開きたいと思います。

【参考文献】
河野真太郎(編訳)『暗い世界 ウェールズ短編集』堀之内出版、7月刊行予定


【講師】
河野真太郎(こうの しんたろう)
専修大学法学部教授。専門は20世紀イギリスの文化と社会および新自由主義の文化。著書に『戦う姫、働く少女』(堀之内出版)、編著に『終わらないフェミニズム──「働く」女たちの言葉と欲望』(研究社)、訳書にトニー・ジャット『20世紀を考える』(みすず書房)など。

〈KUNILABOオンライン講座〉第八弾

  歴史  

古文書をよんでみよう

2020年7月16日(木)、7月30日(木)、8月6日(木)、8月20日(木)【全4回】 19:00〜20:30

受講料:【全4回】6,000円/学生4,000円。【一回のみの参加】1,500円/学生1,000円​。

※第一回は終了いたしました。一回のみの参加で申し込まれた方も、第二回以降は以下のリンクからお申し込み可能です。

※第一回申込時に「全4回セット」をお申込みいただいた方は第二回以降のお申込みは不要です。

第二回のお申込みはこちらから。

第三回のお申込みはこちらから。

第四回のお申込みはこちらから。

 破れかけた和紙、ミミズがのたうったような筆文字、漢字か ひらがなか カタカナか、そもそもどれが一文字なのかもわからない――古文書(こもんじょ)に、こんなイメージをおもちではないでしょうか。多くの方にとって古文書は、テレビの画面越しに、あるいは博物館のガラスケースをはさんで「触れる」程度の、縁遠いものかも知れません。
 歴史を探ろうとするとき、その重要な手がかりとなる史料(歴史資料)は、しばしば古文書です。全国各地には、いまも大量に未整理の古文書が残されています。それらを読み解くことは、歴史に新たな光をあてたり、歴史像を大きく書き替えたりすることにつながる可能性をひらきます。
 この講座は、これまで古文書に触れたり、読んだりした経験をもたない方々を対象に、古文書を読むための基礎からはじめて、古文書を読んで内容を知り、それがつくられ、残された背景をさぐるなど、1点の古文書から歴史を読み解く楽しさを体感していただくことを目指しています。いわば、古文書講座の入門編です。講座の内容は、初回のみこちらで用意し、2回目以降は参加者の希望を聞いて決めていくこととします。4回の講座でどんな古文書もすらすら読めるようになる、などとは申しませんが、まず古文書に親しんでみたい、ただ読むだけではなく、そこから歴史をのぞいてみたいという方々と一緒に、ゆっくり、じっくり古文書を読んでゆきたいと思っています。

【予定】
第一回(7月16日) 古文書を読むためのキホンのキ――江戸時代の料理本を読む
第二回(7月30日) 近世の古文書を読む①
第三回(8月6日) 近世の古文書を読む②
第四回(8月20日) 近世の古文書を読む③

【講師】

鈴木直樹(すずき なおき)
日本学術振興会特別研究員PD(中央大学)、専門は歴史学(日本近世史/地域史・村落史)
著書に『近世関東の土豪と地域社会』(吉川弘文館、2019年)。論文に「近世後期松代藩領における地域社会の再編と洪水」『信濃』第70巻第4号、2018年、「年中行事に見る山間村落の社会構造」渡辺尚志編『生産・流通・消費の近世史』勉誠出版、2016年、など。

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